優待クロスで権利取得した『ティーライフ(3172:東1)』から2021年7月期の株主優待が到着しました。通販会社だけあって、申し込んでから到着までが早いです。
ティーライフ(3172:東1)
ティーライフについて
【特色】「PB健康茶、化粧品などをカタログ、ネットで販売。M&Aに積極的。配当性向30%以上目安」
今回は優待クロスでの100株取得ですが、2016年ごろに現物1000株保有していたことがあります。その後も優待銘柄として100株保有していましたが、いつの間にか売却。
ティーライフの株主優待内容
優待条件
- 権利確定月:7月末
- 最低必要株数:100株
- 株価:1,412円(10/29)
- 優待内容:自社製品から選択(優待特選商品もあり)
- 継続保有条件:無し
- 長期保有優遇:無し
- 到着日指定:申し込み後すぐ発送
株主優待券
- 100株以上:1000円券
- 500株以上:2000円券
- 1000株以上:3000円券
通販会社の自社製品優待なので、申し込みから発送までは早いです。
貴重な7月優待。GMOクリック証券で優待クロスしましたが、SBI証券とかでは一般信用は出てなかったと思います。
2021年 優待特選商品
優待特選商品は6品。金額分の個数で組み合わせて選択できます。金額以上に欲しい場合も追加購入できます。WEB申込で支払いをするか、商品と一緒に送られる請求書で払うだけです。
特選商品は、以前は2000円や3000円の商品もあったのですが、2021年は1000円の商品のみでした。
ティーライフの優待券が便利なのは、この6商品以外でも通販で取り扱っている全ての商品に使えるという点です。
そして、優待券を使っての申し込みは全て送料無料です。
余談ですが、以前3000円の割引券をもらった年に、通販商品を組み合わせて数十円だけオーバーして注文したのですが、サービスで割り引いてもらえました。そういう融通が利くところもこの会社の良さです。
2021年選択商品:まるごとさんかく茶
「まるごとさんかく茶」は「緑茶+抹茶+玄米茶」の味が合わさっているので、癖のないマイルドな味で非常に飲みやすいです。子供も喜んで飲みます。「茶羊かん」をもらった年もありましたが、結局、まるごとさんかく茶が一番です。
ちなみにこの商品、通販だと税込1,274円です。取扱商品なら何を選んでもいいと書きましたが、優待特選商品から選んだ方がお得です。
2019年は特選品になってなかったので、カタログから選択して購入し、274円を追加で支払いました。

玄米茶 抹茶入り ポット用 ティーバッグ 40個入 まるごとさんかく茶 緑茶 抹茶 煎茶 静岡県産 静岡茶 日本茶 ティーパック 丸ごと 三角茶 深蒸し茶 深むし茶 業務用 来客用
今回も優待券を一緒に送ってくるあたり、株主を顧客にする気満々です。写真の真ん中に写っているのが、会長と社長ですね。
アップがこちら。
お二人ともちょっとメタボに見えるのですが、会長はともかく社長さんまだ50代だし。健康茶をしっかり飲んでますか?
ティーライフの評価
定量的評価
- 株価:1,412円(10/29)
- PER:8.49倍
- PBR:1.10倍
- ROE:13.55%
- ROA:8.77%
- 予想配当利回り:3.68%
- 1株配当:52円
- 配当性向:30%目途
- 時価総額:60億
※数値については、予想や実績いろいろあるので参考程度に見てください。
会社評価
- 本社:静岡県島田市
- 設立:1983年8月
- 上場:2012年3月
- 健康茶通販が主力
- M&Aで雑貨なども取り込み
- 2020年8月に社長交代
- えるぼし認定(女性活躍促進)
- プライム落ち
ジャパネットたかたの高田明氏のような感じで、ティーライフの通販カタログに登場しまくっていた植田伸司氏は会長に。社長交代の効果か、ゆるやかな売り上げ成長をしつつ、21年7月期に利益率が改善したようです。
その結果、コロナショック前から1000円未満に沈み込んでいた株価も、1400円まで上昇中。指数的にはフェアバリューなところではないでしょうか。
今の利益率を予想通り継続できるようならさらに上昇しそうです。
株価上昇中とはいえ、時価総額は60億円ほどなので市場再編ではスタンダード選択でしょう。経過処置も利用しないのでは?公式には未発表です。
ティーライフどうしよう
- 株価はフェアバリュー
- 利益率改善が本物ならバリュー
- 積極的な成長戦略(M&A)
- 社長交代1年
- 高配当
株主優待はお得って程では無いけど安定の内容。自社製品だし、新規顧客獲得にもつながるので、よほどの業績悪化でもなければ改悪の可能性は低いでしょう。実際、以前申し込んだときは、その後もしつこいくらいに継続してカタログを送ってきてました。
ただいつのころからか止まっていて、それが経費見直しで利益率が改善した理由かもしれません。
競争が厳しい業界だし、通販でどこまで行けるんだろうって疑問になって手放した銘柄ですが、新社長に期待して再取得してみてもいいかもしれません。
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