アーリーリタイア後のNISAにメリット無し?

少し前にNISA恒久化が見送られたというのが話題になってました。富裕層優遇だからとか?

いやいや「本当の富裕層はたかだか年間120万円しか枠が無いNISAなんて利用しないし」とか、「老後資金2000万円貯めなさいとか、貯蓄から投資へとかいう掛け声はどこいった」とかツッコミどころ満載です。

そんなことよりも、自分のNISAをどうするのかを改めて考えてみました。

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アーリーリタイア後のNISA

私はNISA制度開始当初からSBI証券でNISAを利用してきました。会社勤め時代はNISAの非課税メリットがあり、実際2014年投資分については実現非課税額194,841円で終了しました。

ところが、早期退職をして無職となるとNISAのメリットがほぼ消失してしまったのです。そして、デメリットの影響が大きくなりました。

さてどうしよう。

非課税メリット

2019年の投資成績ですが、含み益としては出ているものの、損益確定分だけで見るとマイナスになってます。そのため、NISAに限らず含み益銘柄を売っても税金はかかりません。

損益がマイナスでなかったとしても、確定申告をして総合課税とすると、ほぼ無収入状態であれば少々株で利益を出そうが税率は低くなります。

株式投資で大きな利益が出ているのであればNISA非課税のメリットも感じられますが、そこまで利益が出ているなら枠の限られたNISAの非課税額なんてたかが知れてます。

最低限の課税所得を持たないアーリーリタイア者には、NISAの非課税メリットはほとんどありません。

損益通算ができないデメリット

NISAで一番の問題は損益通算ができないことです。このデメリットはそのまま変わりません。

よって給与所得者であれば、期待値として

『非課税メリット』>『損益通算できない』

ということが言えたのですが、収入が減った場合、『非課税メリット』が小さくなり、不等号の逆転が起きます。

去年までは課税所得があったのでNISAを利用してきたのですが、今年に入って投資損益がマイナスの状態になって改めて考えてみると、何のためにNISAするのか???メリットないやんとなってしまいました。

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今後NISAをどうするか?

現状ではNISAを続けるメリットがありません。NISA利用はやめることにします。過去投資分はどうしようもないので、閉店に向けてせめて全銘柄プラスになってくれることを祈るのみ。

来年は、通常のNISAから「つみたてNISA」に変更することにしました。

もっとも、つみたてNISAになったところでメリット・デメリットが大きく変わるわけではないので使うかどうかは再検討です。

iDeCoもあるので、つみたてNISAに回すよりはiDeCoが先かと思ってます。iDeCoも控除する所得が無かったらメリットは小さいですが、毎年投資損益がマイナスということはないだろうし。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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