IPO投資は難易度高め:普通の人はやけどする

SBI証券でIPO申し込みしていた「BASE(4477)」が補欠当選となりました。

これは公募割れするパターンですか?

よく雑誌とかでかんたんに儲かる投資手法の一つとしてIPO投資が紹介されています。IPO銘柄を初値で売って儲かるという話です。ただIPO投資は一般投資家には非常に難易度が高い投資法で、どちらかというと宝くじに近いような話です。

もちろんIPO投資で成功している人もいます。ただその手法は、初心者や投資資金の少ない人が簡単にまねができるものではありません。

IPO投資の苦労

  • 豊富な資金が必要
  • 当選確率を高める手間
  • ハズレをひかない知識

豊富な資金が必要

ネット証券でIPOを申し込む場合、当選確率を高めるためには口数を増やす必要があります。証券会社によって条件が異なりますが、申し込み株数を購入するのと同額の資金拘束をする証券会社が多いです。

証券会社の口座を増やすほど、全ての証券会社で拘束資金が必要になるので簡単には申し込めません。

確実にIPO株を入手するには、対面式の証券会社で担当営業と仲良くなるのが一番です。対面の場合、公平な抽選ではないので、上手くいけば融通してもらえます。ただそのためにはそれなりの資産を運用して証券会社、営業担当の成績を上げてあげる必要があります。ただ口座をつくっで世間話をするだけの人に融通してくれるわけがありません

当選確率を高める手間

対面型証券会社でIPO銘柄を融通してもらえないような資金力のない人は、ネット証券で申し込むしかありませんが、当選確率を上げるには口座数を増やすしかありません。

もっともIPO銘柄を取り扱える証券会社は限られているので、取り扱い実績の多い大手ネット証券会社から口座を作っておけばいいです。

証券会社によって資金拘束ルールや抽選の公平性に差がありますが、とりあえず新規公開案件をチェックし、毎回申し込みをしていく必要があります。

基本的にほぼ外れるので、生産性のない無駄な作業になりますが、その苦行の先にしか当選はありません。どんな銘柄かというよりも、とにかくせっせと申し込みを続けます。

ハズレをひかない知識

申し込みを続けていると、いつの日か「当選」とか「補欠当選」となることがあります。補欠当選はほぼ繰り上がらないので落選と同じというか、SBIの場合、資金拘束だけ続くのでデメリットしかない。

「当選」となっても宝くじが当たったと喜んではいけません

IPO銘柄は初値で上昇する銘柄が多いです。全ての銘柄で同じような確率で当選するのであれば、当選するまでが全てで、当選すれば期待値はプラスとなります。

しかし、そんな甘い世界ではありません。

数少ないIPO投資で利益を出している歴戦の猛者たちは、きちんと銘柄選択をしてきます。大きく儲かりそうな銘柄は重点的に、公募割れしそうな銘柄は軽めに。

よって、やみくもに申し込んだ場合、当選する銘柄は単に人気が無い銘柄である可能性が非常に高いです。ホイホイと購入申し込みをすると、苦労してやっと当選したIPOで公募割れと言う精神的ダメージが大きい結果が待ち受けています。

そうならないためにもここで改めて銘柄調査をする必要があります。それが難しいなら初値予想サイトを見るだけで構いません。

その結果、本当の当たりだと思える銘柄だったら購入に進みます。

まとめ

『誰でも簡単に儲かる投資方法なんて無い』

IPO投資は資金と手間さえかければマイナスにはなりにくいですが、非常に難易度が高い、かつ計算できない投資法です。参入するためのハードルは低いですが、本当に儲けるためのハードルはかなり高いです。近年は特にその傾向が強まっていると思います。

  • 資金と手間を掛ければ確実にもうかる
  • 資金力が無いと宝くじ状態、当たったのにハズレくじのことも・・・

 

SBI証券の場合、外れで貰えるポイント稼ぎのために取りあえず申し込んで、ポイントがある程度貯まったところで、これは!って思える銘柄をポイントを使って取りに行く方法がありますが、それでも1年に1銘柄取れるかどうか。

最近は1単位の金額が抑えられているので、初値で上げても利益額が大きくなりにくいという問題もあります。

 

最初に戻ってBASEの補欠当選ですが、辞退します。初値予想は公募価格と同額程度。資金拘束を解く方が良いです。

 

誰でも簡単に儲かる方法なんて無いということで、一応、IPO投資におすすめの証券会社をまとめたサイトを紹介しておきます。

コメント

  1. 伏見の光 より:

    IPOについては概ね書かれているとおりかと思います。

    個人的にはもう長く取り組んでますし、していることはほぼ単純なことなので、そんなに難易度が高いという感じはないですが。

    ブックを入れるのも、ほぽルーティーンの作業になっている感じで、普通のことなので、既に面倒という感じはありません。

    ブログにも書いてますが、BASEはなかなか厳しそうです・・・。

  2. すぎじゅんすぎじゅん より:

    補欠当選よりも外れればポイント付いたのに・・・。

    IPOは片手間で適当に続けてますが、当たるのは公募割れするような不人気銘柄ばかり。ポイントも上手く使いこなせてなくて、ここ数年IPOで儲かった記憶が無いです。

    10数年前、「ぐるなび」という宝くじが当選しましたが、最近は宝くじも小粒なうえに当たらない。

  3. 伏見の光 より:

    まあ、普通の個人投資家に、そんな株数も少ない、高騰するような銘柄が配分される可能性というのは少ないのは当然でしょうがないですね。

    それでも、それなりに手間とコストをかけて、確率が高まるような工夫をした上で、地道にブック参加を続けていると、まれに一発というのもあります。今年も4月に100万超えというのがありましたし。

    私の場合は投資を始めて比較的早い時期で、超絶の一発というのがありました(単純に買った、売ったで500万超の利益)ので、その成功体験があったので続いているというところが大きいかと思います。