ロボアド対決に新展開、THEOが優勢になるかどうか?

過去2回記載した、ロボアド対決で新展開です。

私は『THEO』『WealthNavi』両方ともSBI証券を通して積立投資をしています。そんな中、下記連絡が届きました。

THEO+[テオプラス] SBI証券のサービスを終了

今後は、自動的にTHEO[テオ]本体での運用へ切り替わり、そのままサービスを継続となるとのこと。切替に対して、手数料も発生しません。

テオが他の金融機関との提携戦略を全て辞めるわけではないので、推測ですが、下で紹介する新手数料体系の中で、お互いに条件で合意できなかったというところでしょうか?

SBI証券で全て確認できなくなるのは残念ですが、SBI証券に手数料の一部を持っていかれることなく、全体の手数料が下がるのであれば、直接THEOでの取り扱いで何の問題もありません。

THEOから発表されている新サービス内容を紹介しておきます。

THEO(テオ)の新サービス

新手数料体系THEO Color Palette(テオカラーパレット)

一言で言えば、投資額が増えるほど手数料が下がるということです。

10万円投資している人と、1000万円投資している人で、運営コストなんて大して変わらないだろうに、今までは同じ1%、すなわち、1000円/年と10万円/年となり、絶対額で膨大な手数料差がありました。それが少し緩和されることになります。

「THEO Color Paletteは通常1%(年率・税別)の手数料を、お客さまのご利用状況に応じて最大0.65%(年率・税別)※まで引き下げる新しい手数料体系」

カラー手数料※1カラー基準額※2
ホワイト1.00 %
ブルー0.90 %
(10% OFF)
  • 1万円以上50万円未満
グリーン0.80 %
(20% OFF)
  • 50万円以上100万円未満
イエロー0.70 %
(30% OFF)
  • 100万円以上1,000万円未満
レッド0.65 %
(35% OFF)
  • 1,000万円以上

■ カラー適用条件

  1. 毎月積立をしている
  2. 出金をしていない

■ カラー基準額

  • カラー基準額 = 運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均*

■対象期間

  • 1年間を4つの期間に分け、それぞれの対象期間内でのご利用状況を基にカラーが決定されます。
THEO COLOR PALETTE | 資産運用を、もっと身近に
手数料最大35%オフ!お客さまの長期的な資産形成をサポートします。

出金をしてしまうと、次の3ヶ月期間は1%手数料に戻るということですね。

投資信託として見た時に年1%の手数料は安くありません。1000万円で年間10万円です。それだけの仕事をしてくれていれば問題ないですが、現実はインデックスファンドにも負ける可能性があります。

正直なところ、1%もの手数料を払うくらいなら、資産配分を決めて手数料の安い投資信託を自分で選んだ方が良いと思います。

それが面倒だったり、何を選んでいいかわからない人には、ロボアドの積み立てをお勧めします。

自動税金最適化サービス「THEO Tax Optimizer 」

THEOでは2019年4月10日に、自動税金最適化サービス「THEO Tax Optimizer (テオ タックス オプティマイザー)」の導入を発表しました。

この内容が少し難しいので説明します。

テオの良いところは、大きく上がった資産クラスを売って、割合の下がった資産クラスを買い、定期的に一定の比率に資産クラスを維持するリバランス機能です。

株だけが上がったら一部売却して、債権を買って比率を戻すということです(逆もあり)。

ただそれをすると、上がったものを売った時に売却益が発生し、税金が引かれてしまいます。一方で保有資産には、価格が下がり含み損の発生している資産クラスもあるかもしれません。

そこで、「実現利益」がある時に、評価損失を確定する取引を実施して相殺し、税負担を減らすという取引です。「実現損失」が発生している場合も、やることが逆になるだけで同様です。

税負担を先延ばしにすることで、投資効率を高めることができます。

個別株投資をしている人が年末に利益を調整したりするのと同じ考えです。

通常はわかっていても面倒だし、個別株の場合は思い通りに売買できなかったりで難しいですが、THEOの場合は自社のアルゴリズムに従い自動で調整をするようです。

お金のデザイン » 自動税金最適化サービス 「THEO Tax Optimizer(テオ タックス オプティマイザー)」 導入のお知らせ
株式会社お金のデザインのニュースリリースのページ

今後のロボアド対決

ロボアド対決は、1年半見た感じでは大差無い成績となってます。

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3ヶ月ぶりのロボアド投資の比較です。 「WealthNavi」と「THEO」の2つをなるべく同じ条件で実際に1年半続けてきた成績を紹介します。基本的には投資信託の積立投資なので、1年半で成績がどうこうというものではありませんが、実際ど...

最初の質問の結果、どういう志向の投資をするかによっても変わってくるので明確なことは言えませんが、同じハイリスク志向で回答しても、THEOの方が安定志向の資産配分になるようです。

その結果、株価の上げ相場に強いのが『WealthNavi』、下げ相場に強いのが『THEO』という印象です。

今回、『THEO』の手数料が下がることで、投資成績の差に影響が出てくるのかどうか、しばらく様子を見てみようと思います。

(正直なところ、手数料1%は高いのでもう辞めようかと思ってましたが・・・)

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